今回の新型コロナ・ウィルス問題では、八王子市の小中学校が全校休校になっただけでなく、行政からの要請で子ども・地域食堂も中止になってしまいました。ただし、後日、この中止要請は撤回されましたが、まだまだ状況は流動的です。
学校に行けない子どもの居場所を、どうするのか?
給食が頼りの子どもたちを、どうするのか?
私たち「八王子食堂ネットワーク」では、この事態を深く憂慮し、みんなで緊急会議を開催しました。
そこでの結論は「今、私たちにできることを、とりあえず、やってみよう!」というものでした。
しかし、いったん中止した食堂を再開するのは、容易ではありません。
それでも、果敢にも、食堂を再開したり、既に、子どもの居場所として開放している食堂があります。
とはいえ、ほとんどの食堂には、できることに限界があります。
強い「思い」をもって活動を始めたとはいえ、私たちは一人の例外もなく、民間のボランティアなのです。
それでも、私たちにできることは何か?
例えば、食堂の中止情報を知らない「お客さん」が来たとき、どうするのかという問題もあります。
そこで、私たちの仲間の一部は、食堂を再開することは当面できないけれども、その代わりに、食料配布(これを「パントリー」と呼びます)を行うことになりました。
ここに、一時的なものではあれ、八王子に「パントリー・ネットワーク」が誕生することになります。
以下に「八王子食堂ネットワーク」の仲間たちが、現時点で、できることをご紹介します。
ただし、次の二点に、どうか、ご注意ください。
- 状況は刻々と変化しています。それと連動して、この情報も更新されていきます。
- 活動を停止している食堂も、好んで中止しているわけではありません。様々な事情と制約の下で、いわば断腸の思いで中止していることを、どうか、ご理解ください。

私たちの「八王子食堂ネットワーク」の詳細については、以下のURLをご参照ください。