コロナ禍という特別な2020 年度。私たちは何を考え、 何を大切にし、どんな活動をしてきたのか。
そして、これからの活動は…
「八王子食堂ネットワーク」にとって、コロナ禍に翻弄された 2020 年度は特別な年でした。
1 月から始まった新型コロナウイルスの感染拡大の影響は、当ネットワークの活動にも大 きな影響がありました。私たちの活動は子どもたちに寄り添う活動です。食を一緒に囲ん で、食べて、話して、笑う場です。隣で一緒に学び、遊ぶ場です。ごく当たり前だと思っ ていた「皆で食を囲む」「肩を突き合わせて付き合う」ということができなくなりました。 私たちが大切にしてきたコミュニケーションの場がどんどん失われていった年でした。
それでもどの団体も、子どもたちのために、いつも食堂を楽しみにしてくれていた地域の 方のために、コロナ禍で困ってしまった方のために、自分たちが今できることを、みんな で一生懸命考え、話し合い、そして、「向き合い、寄り添う」ことを選択し、行動をしてき た1年でした。「安心できる居場所」であることが大前提の子どもたちの場を守るために、 活動のあり方、仕方までも、根本から考えなおすことを求められた年でもありました。
この特別な 1 年を、この特別な経験を、次の活動に活かしていくために、記録に残したい と考え、報告書を作成しました。
この1年、私たちの活動を支えてくれたのは、子どもたちの笑顔と、参加してくださった 皆さまの「ありがとう」の声、そして、「子どもたちのために」と様々な形でサポートして くださった市民、企業、団体などの皆さまです。すべての皆さまに感謝申し上げ、私たち の 2020 年度の活動をご報告させていただきます。
(*)この報告書は、以下のリンクからダウンロードして下さい。
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