top of page
フードバンク八王子について
ABOUT
共に食べること、
それが、共に生きること。
食べることに、区別はありません。子どもも大人も、男性も女性も、高齢者も若者も、健常者も障害者も、豊かな人も困っている人も、一人の例外もなく、人間である限り誰もが食べます。食べなければ、生きていけないからです。 「共に生きる」ことの基盤は、ここにこそ見出すべきではないか。 フードバンク八王子は、このように考えながら「誰もが食べることができる地域共生社会」の実現を目指しています。
できることから、一歩づつ。
おもな取り組み
フードバンク八王子の取り組みをご紹介します。
1
フードバンク
困窮者への食料支援
何度も尋ねられました。「今どき、食べることができない人なんて、いるの?」と。そう思う方は、ぜひ、フードバンク八王子を訪ねて来て下さい。現代日本社会の断面を、ご一緒に見つめることができます。
小さな子どもを連れた母子家庭のお母さん、単身世帯の高齢者、驚くほど若い女性、障害のご夫婦、場合によっては、高校生さえ、フードバンク八王子には来ます。食に困っている方は、単に経済的な貧困に苦しんでいるだけではありません。何よりも「困った時に頼れる人」がいないのです。つまり、経済的な貧困以上に、社会的な貧困に苦しんでいるのです。
彼らは、社会的に孤立しています。フードバンク八王子は、だから、単に食を提供するだけではなく、食を提供することを通じて、様々な支援機関と連携しながら、彼らの社会性を再構築すること、これを本質的な使命だと考えています。食を通じて人間の輪を広げること。これこそが、フードバンク八王子が志向する「地域共生社会」の基盤にあります。
2
発達障害者への就労支援
フードバンク八王子ワークス
仕事をするどころか、そもそも「生きづらい人たち」がいる。これが、フードバンク活動を通じて、我々が学んだことの一つでした。発達障害やうつ病で苦しんでいる人たちです。苦しみの果てに、いわゆる「ひきこもり」になってしまった人たちです。フードバンク八王子は、彼らと共に生きることを選択しました。発達障害者へ向けた就労支援事業所「フードバンク八王子ワークス」の誕生です。
ITのスキルを身につけることを中心にしつつ、心と体のセルフ・コントロールを学びながら、生活リズムを安定化させ、就労という目的へ向けて少しづつ歩んで行きます。しかし、我々が最も重視するのは、相互のコミュニケーションです。一言で言えば「声」です。 誰かの「声」を聞くこと、誰かに向かって「声」を出すこと。複数の「声」の空間に、自分がいること。
初めてフードバンク八王子ワークスを訪れる人は、ひょっとしたら、騒がしいところだと思うかもしれません。いつも、誰かが発表していたり、それに対して誰かがコメントしたりしているからです。 上手やヘタは関係ありません。たとえ自分が「声」を出すことができなくても、誰かの「声」を聞くことが、自分の中の何かを少しづつ、しかし確実に動かしてゆきます。「あなた」は、一人ではありません。
法人概要
一般社団法人
フードバンク八王子
代表理事: 國本康浩
理 事: 川久保美紀子、浅野里惠子、小柳次郎
場 所: 八王子市中町2-9ランメンビル3F
電 話: 042-649-1769
メ ー ル : info@foodbank8.tokyo
情報開示
bottom of page